ヤマトミュージアムにて、企画展「宇宙をみる 地球をみる」特別講演会。
ニコンから研究室フェローの後藤氏の講演。
NASAの依頼を受けて、フォトミックFTNから連綿と続く宇宙空間で使えるカメラの開発について。
当初は樹脂・ラバーについて信頼性が無かったため、指定材料以外のものが使えず滑り止めのゴム類は全て外し、スイッチ・レバーの大型化、マットブラック塗装、オイルの交換など多岐に渡る変更が必要であったとの事。
フィルムも多枚数の要望があって、専用の薄型フィルム(厚さ半分)に対応した長尺マガジンとフィルムレールへの対応。
ストロボ(スピードライト)もキセノンガスを反応させるため、完全密閉構造と専用大型電池を装備。
最近のデジタル一眼では、実績を積んだためかオイルの交換のみで対応可能との事。
JAXAでもNASAと同様のリクエストで対応しているとの事。
デジタルカメラでは、家電メーカーに負けないため以下にニコンらしさを出すかが肝要であると。
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