2013年11月16日土曜日

AUGM北九州

北九州としては初開催のAUGM。設立5周年の「北九州マックユーザーズグループ」が主体となって実行委員会を設立、開催。オフィシャルサイトはこちら@nobiさんの基調講演を皮切りに、Retinaのための壁紙として作品が採用された写真家のケント白石さんの講演など盛り沢山の内容。しかも、メインスケジュールからあふれたセミナーを並行開催する充実ぶり。更にベンダーさんの物販と飲食は別のフロアで広々としたスペースに置く贅沢な会場設定。これで初開催ですからお見事と言うよりほか無し。

前日は自衛隊音楽まつりに出掛けていたので、残念ながら前夜祭は参加できず。いつもでしたらそこから既にAUGMは始まっているんですが。

詳細な内容はお宝blogあたりを参照いただくとして。いや、裏話とかオフレコとかも色々あってあんまり書けないと言うのが正直なところ。やはり実際に参加しないと楽しめません。

並行セミナーのRAW現像、PhotoshopとLightroom講座は実のところ後者の説明だけで終わっちゃったとか(もうちょっと時間があっても良かったかも)、ケント白石さんはトップレベルの写真家だけあってあんまり得意でないと言いながらお話の内容の濃さが半端でないなあとか、例によってジャンケン大会の景品が全部こなせなくてかなりの量が懇親会に持ち越されたとか、その辺りは如何にもAUGMらしく、それもまた楽しむべき部分。

日が暮れてからは懇親会。ビールと焼酎を酌み交わしながら、大分、鹿児島、長崎(or 佐世保)での開催も予定はあるよと酔ったアタマの片隅に記憶しながら、友人たちと過ごす時間の楽しさよ。

2013年11月11日月曜日

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 2回目

レイトショーで2回目観賞。

希望が魔法少女を生み、絶望を以て魔女に変化し、愛が悪魔をはぐくむ。なんて素敵なストーリー。

初回見て、ほむらが自分だけが独占するまどかが欲しくての結末かなと思っていたけれど。もしかして違う解釈もあるのかなと。

「どんな罪も背負える、どんな姿に成り果てても」

って、自分一人で全部抱え込む覚悟の科白じゃあないのか。円環の理に取り込まれても、まどかとずっと一緒にいる事はできる。なのに何故それを拒否したのか。

まどかが円環の理であり続ければ、今後もソウルジェムを限界まで使い切った魔法少女を救済する。あのしぶといインキュベータがそれを見逃す訳は無く、時間をかければいずれは観測され、干渉され、制御されかねない。

魔法少女の希望であるその救済の部分を、まどかの人間の姿としてもぎ取ってしまい、かつインキュベータを自分の監視下に置く事でその可能性を潰す。もちろん救いを奪われた魔法少女たちにとっては飛んでもない話だけれど、文句があるなら悪魔としての自分に敵対してみろと。

暁美ほむらなら、そう言う選択をする事もあり得るな、と妄想してしまう訳です。

2013年11月9日土曜日

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

念のため、映画未見の人は読まないでね、と。

以下、適当な感想。

TVシリーズ(と映画版[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語)は感情を揺さぶられる作りだったけれど、今回は物語をより丁寧に作り込んだか。迂闊に予定調和を期待していると、ひっくり返されて解かれて編み直された、かのような。してやられた感に沈み込んでます。なるほど、リピータが多くなるわこれ。私自身、次いつ見に行こうか考えてしまっているもの。

悪魔と化し、まどかを円環の理からもぎ取ってわが物としてしまったほむら。TVシリーズでは、まどかに顧みられる事が無くともひたすら彼女を守る事だけに必死だったのにね。まどか母のセリフ、「その子の事をあきらめるか誤解されるかどっちが良いか」に対してその行動で回答していたほむらが。

円環の理に取り込まれた魔法少女がどうなるのか、劇中では明示されていないけれど。平和で安寧な世界で安息の日々を送る事が出来る、そんな気がする。ほむらにとって、そんな世界でのほほんと過ごす自分は、許せないのかもしれない。たったひとつの奇跡と引き換えに力を得てしまい、戦い続けることを魔法少女の宿命であると信じるほむらにとって。だから、ほむらは自身の結界から救い出される事に抗った。そこから引きずり出されると、今度は自分の想い人を、いずれ自分の敵となる存在として設定し、自分自身を世界の敵として設定してしまった。

ほむらは、自分自身が幸せになる事が許せない人、になっちゃったのかなあ。自分の大事な人の幸福は切望するのにね。

もう何回か見たら、また違う感想を持つかもしれません。