今年に入ってからは初めてか。例によって早めの時間に店にはいると、意外にカウンターが混んでました。私の行く時間はヒトがいない事が多いんですが、ちょっと珍しい。
余市と宮城峡のビンテージを出しているので、手持ちの無い84, 85, 86の余市をハーフショットで飲み較べてみました。
84はシェリー樽の味わいが強い。聞いてみたらシェリー樽の原酒のみを使ったとか。ちょっとゴム臭さもあるけれど、それが嫌みでなく個性として許容出来るレベル。
85はちょっとスパイシーか。これは新樽の原酒だけだそうで。今は余市のシングルカスクも新樽が多いけれど、当時は珍しかったんだろうなあ。
86はこの3本の中では一番バランスが取れている。旨味、甘味、余市らしいスモーキーさ。この3本の中ではこれが一番好み。
このシリーズ、86年位までは個性を強く打ち出したバッティングを試みていたとか。
既に無くなっていた87年の余市はその到達点のひとつだったんでしょうね。あの年の世界最高峰のシングルモルトと評されたボトル。
グラス3つを空けて気持ち良くなったところで、特別価格で提供されている竹鶴35年のハーフショットを頂きます。流石の超絶バランス。これだけの旨い酒が恐ろしくスムーズに入ってくるから怖い。
このブログは私「やっそ」が気の向くままに適宜思いついた事を書き連ねております。 基本的に役に立たない事ばかりのはずですので書いてある事を迂闊に信用して失敗したり恥をかいたりしても当方はいっさい関知致しません。 てきとーに読み流して暇つぶしにでもして頂ければ僥倖。
2013年3月16日土曜日
冬目景画集20「twenty」発売記念原画展
冬絵展がないなと思ってたら、こう言うカタチで来ましたか。
「羊のうた」ではまった冬目景。
時々Gofaで開催される原画展をのぞいています。
今回は20周年記念の画集に収録された幾つかの描き下ろしが見たかったので。
おおむね満足ですが、ブラッディな千砂の描き下ろしが展示されていなかったのが残念。
ついでにクリアファイルとデザイングラスを購入。
「羊のうた」ではまった冬目景。
時々Gofaで開催される原画展をのぞいています。
今回は20周年記念の画集に収録された幾つかの描き下ろしが見たかったので。
おおむね満足ですが、ブラッディな千砂の描き下ろしが展示されていなかったのが残念。
ついでにクリアファイルとデザイングラスを購入。
会田誠展 天才でごめんなさい
六本木ヒルズの森美術館で開催されている展示会。
あざとさを笑い飛ばす手法は嫌いでは無いけれど。
美少女を使った作品は、何となく流行りに乗っかった売らんかなが垣間見えるような。
一部に過激な性描写もあるが、あんまりエロくないんだよなあ。
何となく綺麗に描こうとしすぎてる様な。
女の子の描き方は割と好きなタイプなのに、なんでこうもピンと来ないんだろう。
自分でも不可解。
そう言えば、作品の一部に他人のtweetを勝手に使った件はどうなったんだっけ。
あざとさを笑い飛ばす手法は嫌いでは無いけれど。
美少女を使った作品は、何となく流行りに乗っかった売らんかなが垣間見えるような。
一部に過激な性描写もあるが、あんまりエロくないんだよなあ。
何となく綺麗に描こうとしすぎてる様な。
女の子の描き方は割と好きなタイプなのに、なんでこうもピンと来ないんだろう。
自分でも不可解。
そう言えば、作品の一部に他人のtweetを勝手に使った件はどうなったんだっけ。
2013年3月4日月曜日
まおゆう
全5巻読了。
個人的には、エピローグはなくても良かった気がするがそこはそれ。アニメも少し方向性を変えることでいい作品に仕上がるだろう予感はあるが、原作小説のもつ力強さはそれを凌駕している感あり。
「永遠に繰り返される幸せな日常」と、「どっちに転ぶか分からないけれど変化を求める非日常」は物語として優劣を決められるものでは無い。それを踏まえた上で、パターンを押さえてひっくり返して見せたこの作品は面白かった。結構なボリュームだけれど、一気呵成に読ませるだけの勢いが心地よい。
それにしても、今のラノベって面白い。かつて異端でありマイノリティであった頃の、SF勃興期を思わせる。玉石混交であるところまで含めて。
個人的には、エピローグはなくても良かった気がするがそこはそれ。アニメも少し方向性を変えることでいい作品に仕上がるだろう予感はあるが、原作小説のもつ力強さはそれを凌駕している感あり。
「永遠に繰り返される幸せな日常」と、「どっちに転ぶか分からないけれど変化を求める非日常」は物語として優劣を決められるものでは無い。それを踏まえた上で、パターンを押さえてひっくり返して見せたこの作品は面白かった。結構なボリュームだけれど、一気呵成に読ませるだけの勢いが心地よい。
それにしても、今のラノベって面白い。かつて異端でありマイノリティであった頃の、SF勃興期を思わせる。玉石混交であるところまで含めて。
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