2013年12月25日水曜日

再検査

ここ数年、総合検診の度に眼科の再検査に引っかかってます。裸眼で0.03とか0.04辺りの強度近視なので緑内障の視神経異常と区別がつきにくいそうで、毎年再検査の通知を受けて視野検査を受診。面倒なことに、昔脳の血管詰まらせた後遺症で視野が一部欠けてるんで、緑内障による視野狭さくと区別できないという問題がありますが。まあ、見えない範囲が広がってないかどうかで判断するしかないそうです。

今年も受診結果が出てきて、さていつものごとくと思ったらなんか用紙が厚い。えーっと、眼科だけでなくて内科と泌尿器科も受けろと。胃カメラ飲めってのと尿タンパク出てるぞだそうです。やれやれ。

電話で予約して内科は早速今日受診。胃カメラは初めてですがわくわくなんてするもんか。麻酔薬のジェルを口に含んで喉の麻酔、それから胃の動きを抑える筋肉注射を腕に。

診察台に横になって、ガイドをくわえて胃カメラ挿入。うわあ、げろげろ嘔吐くし唾液はだらだら流しっぱなし。話には聞いていたけれどあんまり気持ちの良い検査ではありませんな。いや、検査で心地よいものなんてそもそも無いか。

検査結果を見ながらの診察。食道に慢性の炎症、加えてピロリ菌陽性。ピロリ菌抑えちゃうと胸焼けがひどくなるけど、それは薬で対応できるしガンの発生要因減らした方が良いよねと言うことで、早速ピロリ菌退治週間の開始です。薬は1週間忘れず朝晩飲むようにとのこと。

そういえば兄と姉も去年ピロリ退治したんだっけ。多分家族で暮らしてた頃の食生活でみんな腹の中に育ててたのね。結果は3月。

予約が取れずで、眼科と泌尿器科は年明けに受診。忘れないようにしないとね。

2013年12月15日日曜日

あかし Single Malt Whisky White Oak

江井ケ嶋酒造のシングルモルトウイスキー。原材料モルトとしか記載がないので、グレンウイスキーとのブレンドもしていない。ノンチル、無着色。それを聞くとかなりの本格派、のはずなんだけど。なんだろうねこの味わいは。不味いと言ってしまうほどひどくはないけれど、もう一度買いたいと思うほど美味くはない。有り体に言ってアルコール臭い。熟成が足りないだけなのか知らん。だとすればもったいない話です。

2013年11月16日土曜日

AUGM北九州

北九州としては初開催のAUGM。設立5周年の「北九州マックユーザーズグループ」が主体となって実行委員会を設立、開催。オフィシャルサイトはこちら@nobiさんの基調講演を皮切りに、Retinaのための壁紙として作品が採用された写真家のケント白石さんの講演など盛り沢山の内容。しかも、メインスケジュールからあふれたセミナーを並行開催する充実ぶり。更にベンダーさんの物販と飲食は別のフロアで広々としたスペースに置く贅沢な会場設定。これで初開催ですからお見事と言うよりほか無し。

前日は自衛隊音楽まつりに出掛けていたので、残念ながら前夜祭は参加できず。いつもでしたらそこから既にAUGMは始まっているんですが。

詳細な内容はお宝blogあたりを参照いただくとして。いや、裏話とかオフレコとかも色々あってあんまり書けないと言うのが正直なところ。やはり実際に参加しないと楽しめません。

並行セミナーのRAW現像、PhotoshopとLightroom講座は実のところ後者の説明だけで終わっちゃったとか(もうちょっと時間があっても良かったかも)、ケント白石さんはトップレベルの写真家だけあってあんまり得意でないと言いながらお話の内容の濃さが半端でないなあとか、例によってジャンケン大会の景品が全部こなせなくてかなりの量が懇親会に持ち越されたとか、その辺りは如何にもAUGMらしく、それもまた楽しむべき部分。

日が暮れてからは懇親会。ビールと焼酎を酌み交わしながら、大分、鹿児島、長崎(or 佐世保)での開催も予定はあるよと酔ったアタマの片隅に記憶しながら、友人たちと過ごす時間の楽しさよ。

2013年11月11日月曜日

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 2回目

レイトショーで2回目観賞。

希望が魔法少女を生み、絶望を以て魔女に変化し、愛が悪魔をはぐくむ。なんて素敵なストーリー。

初回見て、ほむらが自分だけが独占するまどかが欲しくての結末かなと思っていたけれど。もしかして違う解釈もあるのかなと。

「どんな罪も背負える、どんな姿に成り果てても」

って、自分一人で全部抱え込む覚悟の科白じゃあないのか。円環の理に取り込まれても、まどかとずっと一緒にいる事はできる。なのに何故それを拒否したのか。

まどかが円環の理であり続ければ、今後もソウルジェムを限界まで使い切った魔法少女を救済する。あのしぶといインキュベータがそれを見逃す訳は無く、時間をかければいずれは観測され、干渉され、制御されかねない。

魔法少女の希望であるその救済の部分を、まどかの人間の姿としてもぎ取ってしまい、かつインキュベータを自分の監視下に置く事でその可能性を潰す。もちろん救いを奪われた魔法少女たちにとっては飛んでもない話だけれど、文句があるなら悪魔としての自分に敵対してみろと。

暁美ほむらなら、そう言う選択をする事もあり得るな、と妄想してしまう訳です。

2013年11月9日土曜日

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語

念のため、映画未見の人は読まないでね、と。

以下、適当な感想。

TVシリーズ(と映画版[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語)は感情を揺さぶられる作りだったけれど、今回は物語をより丁寧に作り込んだか。迂闊に予定調和を期待していると、ひっくり返されて解かれて編み直された、かのような。してやられた感に沈み込んでます。なるほど、リピータが多くなるわこれ。私自身、次いつ見に行こうか考えてしまっているもの。

悪魔と化し、まどかを円環の理からもぎ取ってわが物としてしまったほむら。TVシリーズでは、まどかに顧みられる事が無くともひたすら彼女を守る事だけに必死だったのにね。まどか母のセリフ、「その子の事をあきらめるか誤解されるかどっちが良いか」に対してその行動で回答していたほむらが。

円環の理に取り込まれた魔法少女がどうなるのか、劇中では明示されていないけれど。平和で安寧な世界で安息の日々を送る事が出来る、そんな気がする。ほむらにとって、そんな世界でのほほんと過ごす自分は、許せないのかもしれない。たったひとつの奇跡と引き換えに力を得てしまい、戦い続けることを魔法少女の宿命であると信じるほむらにとって。だから、ほむらは自身の結界から救い出される事に抗った。そこから引きずり出されると、今度は自分の想い人を、いずれ自分の敵となる存在として設定し、自分自身を世界の敵として設定してしまった。

ほむらは、自分自身が幸せになる事が許せない人、になっちゃったのかなあ。自分の大事な人の幸福は切望するのにね。

もう何回か見たら、また違う感想を持つかもしれません。

2013年7月7日日曜日

ウイスキー・フェスティバル 2013 大阪

梅田スカイビル10F、アウラホールにて開催された今年のウイスキー・フェスティバル。土屋守氏による、台湾の新興ウイスキー、カバランについてのセミナーも実施されます。私が初めてKAVALANを飲んだのは2010年6月。台湾CCKの基地開放の帰り、空港免税店で試飲して気に入って一本購入。
その時の感想。「甘くて飲みやすい。 フルーティ、チェリー、ハチミツ、チョコレート。 5000円程度のシングルモルトとしては、充分な出来だと思う。 複雑さは無く、後味もすっきり。 その辺り、暖かい国で熟成されたがためか。」

大阪駅からスカイビルまで徒歩10分ほど。昔、この辺りは年に数回来ていたけれど久しぶりに訪れると結構様変わりしている。少しのんびり出たので、開場待ちには並ばず。前売り券を渡して腕輪とパンフをもらう。セミナーの時刻まで30分ほどあるけれど、椅子席は既に満席の模様。立ち見でも良いか。会場内のブースですじ肉のカレーと、梅酒のかき氷を購入。期待はしていなかったけれど、流石大阪。カレーも美味い。

セミナー会場の後ろの方で柱にもたれて待っていると、開始10分ほど前にスタッフの人が倉庫から追加の椅子を2脚ほど出してくるのに遭遇。確認して座る事が出来たのは僥倖。何しろ座った人だけ試飲があるので。

セミナーが始まって配られた試飲の一杯目は、シングルモルト「コンダクター」。8種類の樽をバッティング。スコッチ12年に匹敵するリッチで複雑なアロマ。カバラン特有の、濃いめのフルーティさ。

カバランは、Mr.Brownの缶コーヒーで有名な金車(King Car)が作るウイスキー。社員3800人、宜蘭県に本社を置く。雪山山脈の麓に位置し、良質な伏流水を原水とする。日本が今や世界五大ウイスキーに数えられるようになったのだから、台湾で作れないはずがないと考えて始められた。KAVALANの命名は台湾の先住民族の名に由来する。

ウイスキーの熟成には低い気温が必要と言うのが定説。亜熱帯の台湾ではあっという間に蒸発すると思われたが、温度と湿度の管理を自動化する事で克服した。スコットランドからコンサルタントのジム・サーンを招聘して2005年に蒸留所を作り上げ、2006年3月11日に蒸留を始める。現在ポットスティルを作れるのはスコットランドのフォーサイスのみ。ここに依頼したスティルを設置。発酵槽はステンレス。ここで作られたシングルモルトは驚くべき味わいで、若いスコッチのブラインドテストに出すとトップの高得点を得てしまった。2009年のIWSCでも銀賞を受賞。

本格的な蒸留所で、年間100万人の観光客が訪れる。

カバランの独自性は幾つかの理由による。仕込み水は年間を通じて16℃の湧水。フルーティなアロマは台湾の野生酵母に由来。アンカー社(南アフリカ)のドライイーストとミックスして使用。

エンジェル・シェアは、アイラやスコットランドでは気温の年較差が少ないため年1%程度。大陸性気候のケンタッキーでは夏30℃、冬氷点下20℃の環境で年10%のエンジェルシェアとなる。台湾では年10-15%が天使の取り分となる。それ故短期間で熟成する強い原酒が必要。5-6年でスコッチの15年に匹敵するウイスキーが生まれる。

現在2系統のラインを有する。一系統は1パッチ4トン、21000ℓ、69%のニューポットを生産。もう一系統はドイツ製のポットスティルを使い、一機で40000リットルを製産。連続蒸留している。

二杯目の試飲はシングルカスク、「ソリスト」。バーボンカスクを使用。バニラ、渋さ、深み。バージンオークを思わせるバランスは危ういが、濃厚な味わい。

土屋氏の一押しはシェリー樽、ピノカスク。ピノは熟成に時間がかかり、スコッチでは30年と言った途方もない長熟が必要。カバランは熟成が早いので合っている。ただし5年物に1万数千円の価格は買うのに度胸が必要。

シェリーコンペが今年の6月に初めてアジアで開催された。35人のジャッジの一人として土屋氏も参加。510のスピリッツが審査された。ウイスキーではカバランのソリストがトップ。台湾は今やアジア最大のウイスキー市場となった。この時、高雄市でジャパニーズウイスキーについて講演。日本語は完璧だがウイスキーについて知らない大学の先生と、日本語は今一つだがウイスキーに詳しい人の二人して通訳に当たってもらった。質問に出たのは何故日本では水楢の樽を使うのかと言うかなり専門的な突っ込み。

戦中、樽にオーク材が手に入らなかったためこれに近い材質の物として水楢が用いられた。戦後は忘れられたが、90年代に再度注目されるようになり、シングルモルトブームに乗って脚光を浴びるようになった。白檀や伽羅のような微妙な香り。果たして欧米人に理解出来るのか?

最近はインドでも蒸留所が作られた。標高1000mの高所。しかしエンジェルシェアが多いとバランスが難しい。

セミナーの内容はざっとこんなところ。

その後は会場をうろうろしながら、無料有料取り混ぜて各種試飲。マルスの3+25はパワフルな味わい。定番のブレンデッドもやっぱり美味い。ゴールデンカスクはリトルミル90とブナハーブン90。どちらも良いけど、スパイシーな前者よりフルーティな後者がどちらかと言えば好み。バーボンは相性が良くなかったけれど、ノアーズミルは美味い。バーボンが美味いと思ったのは初めて。

印象的な試飲だけtweetしていたけれど、とても駄目。美味いとしか表現出来ないくらい酔っぱらって、退出。

2013年5月5日日曜日

時差ボケ

初めて渡米した時、時差ボケ解消に1週間くらいかかった。慣れる頃に帰国してまた同じくらい悩まされて。けれど今ではほとんど気にならない。機内での過ごし方でほぼ何とかなる。端的に言えば、到着地の時間に合わせて睡眠を調整する。

具体的には、朝から午前中に着くならひたすら眠る。昼以降の明るい時間帯に着くならフライトの前半は眠って後半はなるべく起きてすごす。夕方以降に着くならなるべく寝ない。そのために、離陸したら時計は現地時間に合わせてしまう事。

例えば今年のGWはエティハド航空を使って、
EY871 2120 成田発  0415 アブダビ着
EY019 0850 アブダビ発  1315  ヒースロー着
EY012 0915 ヒースロー発  1910  アブダビ着
EY878 2150 アブダビ発  1300  成田着
(いずれも現地時間)

EY871では食事後にひたすら眠る。途中で目が覚めても、可能な限り目を閉じてリラックス。乗り継ぎのEY019は映画を見たりしながら起きる。帰りのEY012はやはり起きてすごす。EY878は前半眠って、途中で目が覚めたら到着地の日本時間で適当な時間以降は起きて過ごす。

眠りを確保するためにはアイマスクと耳栓は必須。今回のエティハドではエコノミーでも長距離路線はアメニティを配ってたけれど、持参すれば安心。起きて過ごすためには映画を見たり音楽を聞いたり携帯端末でゲームをしたり。愛用のイヤホンがあればいつもの音楽をいつもの音質で。

到着後の現地での時間を有効に使ったり、帰国後になるべく早くいつもの活動に戻るために必要な心がけ。特に短期間の弾丸ツアーを決行する場合は大事。

2013年4月20日土曜日

Whisky Live Tokyo 2013

昨年からインターナショナルバーショウと一体化したウイスキーライブ。前回はFSDと重なって行けなかったけれど、今年は何とか行ける日程。しかし内容を見ると、バーショウとしての色合いが濃いイベントになってしまっているようで。イベント告知も、ライブのオフィシャルサイトは一切更新されず。twitterでも英語のつぶやきがあるだけ。FBもバーショウの案内だけで、今年はマスタークラスが無いなんて衝撃的な告知があったり。

マスタークラスが無いなら2日通しで行くことも無いなあと、チケットは土曜日のみ購入。一回20分のミニステージを二ヶ所で回して数をこなすようで、一部の整理券は事前申込みのみ。気がついた時は既に満席でした。webではウィスク・イーのブースで整理券を配付するとありましたが、実際は各主催者のブースで配布されました。

会場到着は1030。既に入場待ちの行列ができています。この日は天気も悪く、屋外で並ぶにはちとつらい。列が動き出したのは1110頃から。チケットとバーショウカードを提示して入場。バウチャーを千円分買って、オープニング会場へ。一階はバーショウメインの設え。ウイスキーライブとしては地下が当てられていますが、すぐには入れませんでした。

オープニングイベントが進む中、人の動きが見えたので流れに合流して地階へ。最初に向かうのはニッカのブース。試飲は後回しにしてミニステージの整理券をもらいます。次いでブルック・ラディ。バルブレアとフィーバー・ツリー、最後にハイランドパークを入手できたのも幸運。

幾つかのブースで有料・無料の試飲を。とても全部は覚えていないけれど。ジャックダニエルって実は飲んだことがなかったりするけれど、定番はきちんと押さえるべきだと実感。竹鶴21年はやっぱり良い。シングルカスク余市1988は凄い。うるさくないスモーキィさとナッツその他の味わいが絶妙に絡み合う。スモーキィハムの風味、確かに。ボトルの発売予定もあるそうですが、値段を訊いたらごめんなさいと言われてしまいました。ちょっと躊躇うお値段です。買って後悔しないボトルだとは思いますが。

アランも2杯、頂きました。ここも個性のあるボトルを出します。蒸留所再稼働となった信州マルスも飲ませてもらいました。来年あたり、新しいマルスのボトルが発売出来る様です。グレンファークラスも一杯。トマーティンも飲んだはずですが、もはや覚えていない体たらく。

ミニステージ 余市

ミニステージは余市が1330から。元チーフブレンダー、現余市工場長の杉本さん。ウイスキー作りにトリックはない。北の気候と自然への感謝。水質と豊富な水量、原料、鉄道 、等々。職人の手による石炭直火焚き、ストレートな形状のポットスティル、ダンネージ式の土間の貯蔵庫。年間を通しての平均気温8度はスコットランドとほぼ同じ。

余市として最近の挑戦は新樽貯蔵。確かにブレンダーズバーで見るシングルカスクのリストでも、ここのところ新樽が多い。ブレンダーとして最初の仕事はピュアモルトの白だそうです。出した当初はあちこちで怒られたとか。あんなクセの強いのを説明なしに出されたら、宜なるかな。

ティスティングはシングルカスク余市、ピーティ&ソルティ12年 53度。多目のピート、オレンジの香り、非常にパワフル。最後に土の味わい。塩の味。

質疑応答。
「ブレンダーとして一番大事にしてきたことは?」
「美味しいウイスキーを作ること。」

「今の一番のお勧めは?」
「色々あるのが楽しい。スーパーニッカと竹鶴は好きです。」

ミニステージ ブルックラディ(ブルイックラディ)

1330-1350、話手はスコッチ文化研究所代表、土屋守氏。のっけから、時間が短いから話が長くなるとティスティング出来ないよと冗談を飛ばします。
ブルックラディはアイラ島の西側、半島の付け根に位置する蒸留所。2001年にジム・マッケイが復活させた。アイラと言う島の特徴を持つ、原材料全てアイラ産にこだわった製品を作る。他のアイラ産のウイスキーも多くはスコットランド産の大麦を使う。例えばポート・エレンはイングランド・ノーフォークの大麦。ブルックラディで使う大麦は26の契約農家、100のテロワール。全ての農家の名前と顔を把握しており、全ての大麦はトレーサブルである。大麦の内オーガニック名物が50%。

全ての原酒をアイラで熟成させている。使っている道具は全てヴィクトリア時代からの伝統的な道具。これらを使い始めた理由は、蒸留所を復活させた時に資金がなかったからとも言うけれど、結果的にそれが良かった。現在はレミー・コワントロに買収され、その傘下にある。

クラシックは、エレガントでフローラル。ノンピーテッド。複雑でピュアな味わい。
ポートシャーロットはヘビーピーテッド。
オクトモアは、最も麦芽を効かせた。ウルトラへビィリィ。

試飲はアイラ・バーレイ2006。アメリカンホワイトオーク樽による熟成。アンピーテッド。ノンチル、色素無添加。麦芽はアイラで栽培されなくなっていたものを、ダンローシット農場で復活してもらった。
46度。麦芽のフレイバー、穀物の香ばしさ、オイリー。アイラの土地の力を感じさせる。スパイシー、潮っぽさ。テロワールの概念を持ち込んだウイスキー。大麦の力はノンピートでこそ味わえる。

ミニステージ フィーバーツリー(Fever Tree)

ちょっと趣向を変えてトニックウォーターのミニステージ。
本物のプレミアムなトニックウォーターを提供するブランド。ジンは兎も角、それを割るミキサーはお寒い状態だった。大手に独占され、キニーネも入らず添加物が多い代物が大手を振っていた。この停滞した状況を打破したいと参入。トニックウォーターはジンそのものと同じくらい大事だ。
歴史をそのルーツまで遡ると、インドでマラリアにかからないためにキニーネを摂取する目的で始まった。キニーネは元々ペルー産。ルワンダまで探しに出かけた。治安が悪く、農園を守るために携帯ロケットを携えた護衛が入るような環境。これだけの質のキニーネを使うトニックウォーターは他にない。キニーネはトニックウォーターの肝であるが、日本で普通に出回っているものにはキニーネが入っていない。

プレミアム・トニックウォーター キニーネと8つのフレイバー。強い炭酸。ジントニックにすると素晴らしい味わい。
レモントニックは、シシリア産のレモンを使用。
ジンジャービールは、三つの異なるジンジャーを使用している。フレッシュ・グリーンジンジャー、アイボリーコーストとインド、ナイジェリア産のジンジャー。ジンジャーを発酵させて使う事でこの味わいが出る。エールはジンジャーの汁を混ぜるだけ。カクテルで使う時にエールでも代用は可能だが、味わいが異なる。スモーキィでスパイシー。
ソーダウォーターは天然の軟水に炭酸を加えた。
プレミアムなトニックウォーターのパイオニアを自認している。現在38ヶ国で販売しており、スペインではトニックウォーターでアワードを得た。
ベストなカクテルのためのベストなトニックウォーター。スピリッツと一緒に出して良いものになっている。

ミニステージ バルブレア(Balblair)

マット・ライト氏が語る。ハイランドシングルモルトウイスキー。インバーハウスが所有する五つの蒸留所のひとつ。インバネスから40マイル程北のハイランド地方に位置する。全てのボトルが限定販売。ビンテージしか作っていない。1970年代から、200年以上続く蒸留所。昔ながらのやり方で、作り手は7人。マスターブレンダーのジョンのみが出荷を決める。
ライトさんはマーケティング担当だが、製産が少ないので出荷したい時に在庫ともある。新しいリリースとしては三種類出す予定。
ビンテージで出してアワードを得たが、デザインに不満が出てボトルのデザインを一新した。
使っているグランティバーンの水は、スコットランドで最も冷たい水。大麦は三種類。決まった農家からクオリティが保証されたものを購入。底の深いマッシュタンを使い、通常の倍の時間をかけて洗う。これによって純度が上がる。ウォッシュバックは使うと質が良くなるが、メンテナンスに悪夢の様な時間がかかる。樽にもこだわり。熟成には空気との接触が大切。蒸留所の近くに低く積む。三段までで、土間の貯蔵庫。貯蔵庫に入ると天使の分け前の香りがする。

試飲は2002年のボトル。46度。香が良い。オレンジの香り、ハチミツ、バニラ。最も若いリリースなのでフルーティな香り。グリーンアップル。熟成が進むと甘いバナナのような香りも出る。

40ヶ国に出荷している。アジアでは日本、台湾、ベトナム。樽はアメリカのバーボン樽を使用。今後はシングルカスクも検討している。

ミニステージ ハイランドパーク

最後に確保した整理券は、ハイランドパーク。話手は再び土屋守氏。蒸留所は70以上の島からなるオークニー諸島にある。人口2万人。州都はカークウォール。
ハイランドパークの製造の要は五つのキーストーン。フロアモルティング、アロマティックピート、オークのシェリー樽、低温熟成、異なるカスクの調和。
強風が吹き、木が生えない土壌故、ピートには木が混じらず優しいスモークの風味を生む。350トンのピートを手作業で毎年切り出す。採掘はHobbister Moorの所有地。

シェリー樽による熟成が特徴、アメリカ産とスペイン産の樽。メインはオロロソシェリー。ヨーロピアンオークを主体。25%がファーストフィルシェリー。18年は69%がファーストフィル。

昨年からValhalla Collection を出している。第一段はTHOR(北欧神話の雷神トール、英語読みだとソー)。アスガルドの支配者。ボトルのパッケージはバイキングシップの船首をモチーフにしている。
試飲は第二段のLOKI。巨人の息子。トラブルメイカーであり、分かりにくい神様。パッケージはTHOR同様。発売は未定、度数48.7%。15年熟成が最低で、上はどれだけのものを使ったかは秘密。長熟のクセのある原酒。それほど濃くない色合い。フルーティなアロマ。ピート、酸味、オレンジのスモーク、長熟の複雑さ。フィニッシュが長く、ドライでピーティ。刺激のあるスパイシーさ。これらがLOKIの名に相応しい複雑さ。


ハイランドパークのミニステージを終えたところで17時。まだ一時間ほど残していますが、これ以上飲むと本当に潰れてしまいそうなので、撤収。

ミニステージだと数をこなす事は出来ますが、整理券を手に入れるのが面倒。時間も短いので物足りない。やはり有料でも良いので、マスタークラスの復活に期待したいところです。

2013年3月16日土曜日

ニッカ・ブレンダーズバー

今年に入ってからは初めてか。例によって早めの時間に店にはいると、意外にカウンターが混んでました。私の行く時間はヒトがいない事が多いんですが、ちょっと珍しい。

余市と宮城今日のビンテージを出しているので、手持ちの無い84, 85, 86の余市をハーフショットで飲み較べてみました。



84はシェリー樽の味わいが強い。聞いてみたらシェリー樽の原酒のみを使ったとか。ちょっとゴム臭さもあるけれど、それが嫌みでなく個性として許容出来るレベル。
85はちょっとスパイシーか。これは新樽の原酒だけだそうで。今は余市のシングルカスクも新樽が多いけれど、当時は珍しかったんだろうなあ。
86はこの3本の中では一番バランスが取れている。旨味、甘味、余市らしいスモーキーさ。この3本の中ではこれが一番好み。
このシリーズ、86年位までは個性を強く打ち出したバッティングを試みていたとか。
既に無くなっていた87年の余市はその到達点のひとつだったんでしょうね。あの年の世界最高峰のシングルモルトと評されたボトル。

グラス3つを空けて気持ち良くなったところで、特別価格で提供されている竹鶴35年のハーフショットを頂きます。流石の超絶バランス。これだけの旨い酒が恐ろしくスムーズに入ってくるから怖い。

冬目景画集20「twenty」発売記念原画展

冬絵展がないなと思ってたら、こう言うカタチで来ましたか。
「羊のうた」ではまった冬目景。
時々Gofaで開催される原画展をのぞいています。
今回は20周年記念の画集に収録された幾つかの描き下ろしが見たかったので。

おおむね満足ですが、ブラッディな千砂の描き下ろしが展示されていなかったのが残念。

ついでにクリアファイルとデザイングラスを購入。

会田誠展 天才でごめんなさい

六本木ヒルズの森美術館で開催されている展示会。
あざとさを笑い飛ばす手法は嫌いでは無いけれど。
美少女を使った作品は、何となく流行りに乗っかった売らんかなが垣間見えるような。
一部に過激な性描写もあるが、あんまりエロくないんだよなあ。
何となく綺麗に描こうとしすぎてる様な。

女の子の描き方は割と好きなタイプなのに、なんでこうもピンと来ないんだろう。
自分でも不可解。

そう言えば、作品の一部に他人のtweetを勝手に使った件はどうなったんだっけ。

2013年3月4日月曜日

まおゆう

全5巻読了。
個人的には、エピローグはなくても良かった気がするがそこはそれ。アニメも少し方向性を変えることでいい作品に仕上がるだろう予感はあるが、原作小説のもつ力強さはそれを凌駕している感あり。

「永遠に繰り返される幸せな日常」と、「どっちに転ぶか分からないけれど変化を求める非日常」は物語として優劣を決められるものでは無い。それを踏まえた上で、パターンを押さえてひっくり返して見せたこの作品は面白かった。結構なボリュームだけれど、一気呵成に読ませるだけの勢いが心地よい。

それにしても、今のラノベって面白い。かつて異端でありマイノリティであった頃の、SF勃興期を思わせる。玉石混交であるところまで含めて。

2013年2月17日日曜日

広島マックユーザーグループ勉強会 「Lightroomを使う」

前々からやらなきゃねと言ってたのを、ようやくこの日に実施。勉強会で前でしゃべるのは久しぶり。

基本は普段自分が使ってるやり方を紹介するのだけれど、用語とか多少は広げた使い方とかも紹介したいので、付け焼き刃ながらある程度勉強もし直す。教材はAdobeのサイト。動画で紹介されているものを一通り見直して、自分が常用していないツールやメニューは一度試しておく。

そもそもなんでLightroomを使うのかってところから話を始めるから、RAWデータのメリットとデメリットも説明出来るようにサンプルも準備。試してみると、今時のカメラが吐き出すJPGは意外に良く出来てる事に気が付かされる。へええ。
それでも、補正かけた時の耐性はRAWに及ばないのは当然だけど。

で、当日。
まずはパワポでRAWの話をして、実際に同時に撮影したRAWとJPGに補正をかけて見せて、白飛びや黒つぶれに見える領域からどれだけデータを拾い上げられるかと言ったところを実演。データ容量がでかい事に由来するデメリットも説明してから、Lightroomをどう使うかに入る。

メディアからデータを取り込んでカタログ化。フラグやレベル、カラーラベルで整理して、現像処理。トリミングや明るさ、ホワイトバランスの調整。ExifのGeo Tagデータを使ってマップ上に表示したり整理したり位置データを修正して見せたり。ブックはPDFファイルで描き出せるよとか、スライドショー、更にwebギャラリーはhtmlでもフラッシュでも出力できるよとか。

関連する話題として、使ってるThunderbolt接続のSSDストレージの使い勝手の話しとか、バックアップ、クラウドバックアップとしてBackblazeの話しなどもとつとつと。

たまに人前で話すと、自分のやってる事の再確認にもなるのね。たまにやった方が良いなあ、コレ。

2013年1月18日金曜日

USB電源アダプタ

最初に買ったプラネックスコミュニケーションズ製のUSB四つ口のアダプタ、PU-QUCHG03。特に海外に行った時、MacBookのUSBは二口しかないし外付けHDDなんぞつなぐともうどうにもならない。iPhone用の外部バッテリやらモバイルwifiルータやらiPhone本体やらをまとめて充電するのに便利だと思ったけれど。iPhone 4Sになってからか、他の機器と同時に接続すると充電が不安定な事おびただしい。ましてやiPad miniまで買っちゃったから、力不足これに極まれり。

と言う訳で4.2Aまで対応したiBUFFALO BSMPA09を買ってみました。四つ口の内二つが2.1A対応。他の二つは1.0A。これなら、想定される4台の同時接続も多分大丈夫。取り敢えずiPad miniとiPhone同時充電は試してみたけど可能。若しくは、apple純正の充電アダプタを念のためひとつ持って行けば問題なさそう。