2019年6月29日土曜日

米中もし戦わば 戦争の地政学

中国は、国力の増加に応じて自身の力の及ぶ領域を広げて行く、ってのは桜井よしこ氏の著書でも読んだ通り。ピーター・ナヴァロ氏も同様の考えのようで。

米国がこれまで通りのの中途半端な対応を続けていればいずれは中国に対処出来なくなる。アジアの同盟国をないがしろにすれば、それらは米国への信頼を失い、中国にするよるか独自に対抗力をつけるため核配備に手を出しかねない。

そうならないためには中国に対する断固とした態度が必要である、と。

この本が書かれたのは3年前。その後誕生したトランプ大統領は、一部においてナヴァロ氏の提言する方針を取っているようにも見える。さて、世界はどうなるのか。

2019年6月9日日曜日

八九六四

天安門に関わった人たちへの現在のインタビュー集。転向した人、後から熱く燃える人、淡々としかし深く灯をともし続ける人。

白眉は王丹。もはや名前を利用されるだけに近い存在になりつつも、その任を背負い続けることを自分に課した存在。その結果が台湾に流れ、野ユリ学運とヒマワリ学運として結実したのか、と。