2016年12月22日木曜日

終末のイゼッタ

結果的にハッピーエンドになったけれど。

イゼッタを失う覚悟で会議に臨んだフィーネ大公の凛とした姿。自らの滅びを知りつつもフィーネ大公とその国のために我が身を焼き尽くすイゼッタ。妄執と知りつつ自分の命ごと裏切りの対価を求めるゾフィー。ひたすら自分のためにあがき続けて生き延びたベルクマンと、悪になりきれず命を落とすジーク。

容赦の無い人物描写が心地よい。

当初は、近代兵器の物量には勝てないよなあと思ったのだけれど、それだと後のストーリィが成立しないか。魔女には魔女を。

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