2013年7月7日日曜日

ウイスキー・フェスティバル 2013 大阪

梅田スカイビル10F、アウラホールにて開催された今年のウイスキー・フェスティバル。土屋守氏による、台湾の新興ウイスキー、カバランについてのセミナーも実施されます。私が初めてKAVALANを飲んだのは2010年6月。台湾CCKの基地開放の帰り、空港免税店で試飲して気に入って一本購入。
その時の感想。「甘くて飲みやすい。 フルーティ、チェリー、ハチミツ、チョコレート。 5000円程度のシングルモルトとしては、充分な出来だと思う。 複雑さは無く、後味もすっきり。 その辺り、暖かい国で熟成されたがためか。」

大阪駅からスカイビルまで徒歩10分ほど。昔、この辺りは年に数回来ていたけれど久しぶりに訪れると結構様変わりしている。少しのんびり出たので、開場待ちには並ばず。前売り券を渡して腕輪とパンフをもらう。セミナーの時刻まで30分ほどあるけれど、椅子席は既に満席の模様。立ち見でも良いか。会場内のブースですじ肉のカレーと、梅酒のかき氷を購入。期待はしていなかったけれど、流石大阪。カレーも美味い。

2013年5月5日日曜日

時差ボケ

初めて渡米した時、時差ボケ解消に1週間くらいかかった。慣れる頃に帰国してまた同じくらい悩まされて。けれど今ではほとんど気にならない。機内での過ごし方でほぼ何とかなる。端的に言えば、到着地の時間に合わせて睡眠を調整する。

具体的には、朝から午前中に着くならひたすら眠る。昼以降の明るい時間帯に着くならフライトの前半は眠って後半はなるべく起きてすごす。夕方以降に着くならなるべく寝ない。そのために、離陸したら時計は現地時間に合わせてしまう事。

例えば今年のGWはエティハド航空を使って、
EY871 2120 成田発  0415 アブダビ着
EY019 0850 アブダビ発  1315  ヒースロー着
EY012 0915 ヒースロー発  1910  アブダビ着
EY878 2150 アブダビ発  1300  成田着
(いずれも現地時間)

EY871では食事後にひたすら眠る。途中で目が覚めても、可能な限り目を閉じてリラックス。乗り継ぎのEY019は映画を見たりしながら起きる。帰りのEY012はやはり起きてすごす。EY878は前半眠って、途中で目が覚めたら到着地の日本時間で適当な時間以降は起きて過ごす。

眠りを確保するためにはアイマスクと耳栓は必須。今回のエティハドではエコノミーでも長距離路線はアメニティを配ってたけれど、持参すれば安心。起きて過ごすためには映画を見たり音楽を聞いたり携帯端末でゲームをしたり。愛用のイヤホンがあればいつもの音楽をいつもの音質で。

到着後の現地での時間を有効に使ったり、帰国後になるべく早くいつもの活動に戻るために必要な心がけ。特に短期間の弾丸ツアーを決行する場合は大事。

2013年4月20日土曜日

Whisky Live Tokyo 2013

昨年からインターナショナルバーショウと一体化したウイスキーライブ。前回はFSDと重なって行けなかったけれど、今年は何とか行ける日程。しかし内容を見ると、バーショウとしての色合いが濃いイベントになってしまっているようで。イベント告知も、ライブのオフィシャルサイトは一切更新されず。twitterでも英語のつぶやきがあるだけ。FBもバーショウの案内だけで、今年はマスタークラスが無いなんて衝撃的な告知があったり。

マスタークラスが無いなら2日通しで行くことも無いなあと、チケットは土曜日のみ購入。一回20分のミニステージを二ヶ所で回して数をこなすようで、一部の整理券は事前申込みのみ。気がついた時は既に満席でした。webではウィスク・イーのブースで整理券を配付するとありましたが、実際は各主催者のブースで配布されました。

2013年3月16日土曜日

ニッカ・ブレンダーズバー

今年に入ってからは初めてか。例によって早めの時間に店にはいると、意外にカウンターが混んでました。私の行く時間はヒトがいない事が多いんですが、ちょっと珍しい。

余市と宮城峡のビンテージを出しているので、手持ちの無い84, 85, 86の余市をハーフショットで飲み較べてみました。



84はシェリー樽の味わいが強い。聞いてみたらシェリー樽の原酒のみを使ったとか。ちょっとゴム臭さもあるけれど、それが嫌みでなく個性として許容出来るレベル。
85はちょっとスパイシーか。これは新樽の原酒だけだそうで。今は余市のシングルカスクも新樽が多いけれど、当時は珍しかったんだろうなあ。
86はこの3本の中では一番バランスが取れている。旨味、甘味、余市らしいスモーキーさ。この3本の中ではこれが一番好み。
このシリーズ、86年位までは個性を強く打ち出したバッティングを試みていたとか。
既に無くなっていた87年の余市はその到達点のひとつだったんでしょうね。あの年の世界最高峰のシングルモルトと評されたボトル。

グラス3つを空けて気持ち良くなったところで、特別価格で提供されている竹鶴35年のハーフショットを頂きます。流石の超絶バランス。これだけの旨い酒が恐ろしくスムーズに入ってくるから怖い。

冬目景画集20「twenty」発売記念原画展

冬絵展がないなと思ってたら、こう言うカタチで来ましたか。
「羊のうた」ではまった冬目景。
時々Gofaで開催される原画展をのぞいています。
今回は20周年記念の画集に収録された幾つかの描き下ろしが見たかったので。

おおむね満足ですが、ブラッディな千砂の描き下ろしが展示されていなかったのが残念。

ついでにクリアファイルとデザイングラスを購入。

会田誠展 天才でごめんなさい

六本木ヒルズの森美術館で開催されている展示会。
あざとさを笑い飛ばす手法は嫌いでは無いけれど。
美少女を使った作品は、何となく流行りに乗っかった売らんかなが垣間見えるような。
一部に過激な性描写もあるが、あんまりエロくないんだよなあ。
何となく綺麗に描こうとしすぎてる様な。

女の子の描き方は割と好きなタイプなのに、なんでこうもピンと来ないんだろう。
自分でも不可解。

そう言えば、作品の一部に他人のtweetを勝手に使った件はどうなったんだっけ。

2013年3月4日月曜日

まおゆう

全5巻読了。
個人的には、エピローグはなくても良かった気がするがそこはそれ。アニメも少し方向性を変えることでいい作品に仕上がるだろう予感はあるが、原作小説のもつ力強さはそれを凌駕している感あり。

「永遠に繰り返される幸せな日常」と、「どっちに転ぶか分からないけれど変化を求める非日常」は物語として優劣を決められるものでは無い。それを踏まえた上で、パターンを押さえてひっくり返して見せたこの作品は面白かった。結構なボリュームだけれど、一気呵成に読ませるだけの勢いが心地よい。

それにしても、今のラノベって面白い。かつて異端でありマイノリティであった頃の、SF勃興期を思わせる。玉石混交であるところまで含めて。